クレジットカード決済代行の仕組みは? 決済代行業者選びのポイント


クレジットカードの決済代行は、クレジットカード会社との契約にかかる負担を軽減してくれるシステムです。一般的に、クレジットカード会社と契約する場合、使用するカードごとに契約を結ばなければなりません。しかし、それでは時間と手間がかかり大きな負担になります。決済代行を利用すれば負担が減り事業に専念できますが、活用方法を誤らないように注意が必要です。

そこで本記事では、クレジットカード決済代行の仕組みについて解説します。

  1. クレジットカード決済代行の仕組み
  2. クレジットカード決済代行が向いているケース
  3. クレジットカード決済代行業者選びのポイント
  4. クレジットカード決済代行に関してよくある質問

この記事を読むことで、クレジットカード決済代行を上手に活用するポイントが分かります。気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

1.クレジットカード決済代行の仕組み

最初に、クレジットカード決済代行の仕組みをチェックしておきましょう。

1-1.どんどん需要が高まるクレジットカード決済

クレジットカード決済は、クレジットカードを使って現金の代わりに買い物ができる決済システムのことです。現金を持ち歩かなくても買い物ができるだけでなく、WEBサイト上にカード情報を登録すれば、簡単にインターネットで買い物ができます。クレジットカードを持っていれば時間や場所を選ばずに決済ができるため、どんどん使用率が上昇しているのです。また、2020年の東京オリンピック開催もあり、海外観光客が増えています。海外観光客の多くがクレジットカードを使用するため、クレジットカード決済を導入する店舗も増加傾向にあるのです。

1-2.購入者・事業者・クレジットカード会社の3者間

クレジットカード決済の仕組みは、購入者・事業者・クレジットカード会社の3者間の関係を把握するのが1番です。まず、購入者がクレジットカードを使用すると、クレジットカード会社は商品代金の請求明細を発行し、購入者名義の口座から商品代金が引き落とします。そこから決済手数料が差し引かれた代金がクレジットカード会社から事業者に入金されるという流れです。基本的に、決済手数料は購入者が負担するのではなく、クレジットカード会社と契約している事業者が負担することになります。購入者に負担させることは禁止されているので注意してください。

1-3.クレジットカード決済の手数料は業種によって異なる

クレジットカード決済にかかる手数料は、店舗側が支払うことになります。ただし、注意しておきたいのは、店の業種によって料率が異なることです。たとえば、飲食店は5%程度、小売店は4%程度、デパートは2%程度、コンビニなどでは1%程度となります。手数料はクレジットカード会社によっても異なり、回収リスクが高くなる業種ほど手数料が高くなるでしょう。逆に、品物1つあたりの利益を少なくし、たくさん売ることで利益を大きくする薄利多売式のビジネスモデルの場合は、手数料の比率が低くなる傾向があります。

決済代行は、カード会社とカード決済を導入したい人との間の仲立ちをするんですね。
はい。複数のカードで決済を行いたい場合や、個人商店がカード決済を導入したいときに便利です。

2.クレジットカード決済代行が向いているケース

では、クレジットカード決済代行と直接契約の違いは何があるのでしょうか。ここでは、決済代行サービスに関する内容をまとめて解説します。

2-1.決済代行サービスなら手間と時間がかからない

クレジットカード決済を導入する場合、使用したいカード会社と直接契約を結ぶ形が一般的でした。しかし、カード会社ごとに契約を交わす必要があるため、そのたびに必要な書類を準備したり、セキュリティ対策を証明したりといった手続きを済ませなければなりません。一方、決済代行サービスはすべての手続きを任せることができます。つまり、1つの決済代行会社と契約することで、複数のカード会社が利用できるのです。手間と時間をかけることなく、すぐにクレジットカード決済が導入できる点は大きなメリットといえるでしょう。

2-2.開発・運用・セキュリティ対策にかかる資金が節約できる

クレジットカード決済を導入する場合、決済システムの仕組みを理解した上で開発・運用・セキュリティ対策を整える必要があります。これらの作業にはいずれも資金が必要です。決済代行会社に依頼すれば、あらかじめ整っている決済システムが利用できるため、開発の作業量とコストの削減ができます。国際水準のセキュリティを完備しているところもあるので、安心してお願いできるでしょう。

2-3.まとめて審査を代行・個人での取り引きもできる

カード会社と契約を交わす前に、審査を行い、通過すれば契約となります。直接契約の場合は、1社ずつ審査を行うことになりますが、決済代行の場合はまとめて審査を行ってくれるので必要な書類を個別に準備する必要がありません。また、クレジットカードを扱うためには、さまざまな高いハードルをクリアする必要があります。個人で決済導入をするのは非常に難しいのですが、決済代行会社にお願いすることでハードルも低くなるのです。個人経営の店舗などは、決済代行サービスを利用したほうがいいでしょう。

2-4.複数の決済システムが一本化し、入金が管理しやすくなる

複数の決済システムが一本化することも、決済代行のメリットです。直接契約では、別々のカード会社と個別に契約するため、自分たちで経理作業を行わなければなりません。複数の決済をまとめるのはとても大変で、締め日や入金日もカード会社で異なるので入金が管理しにくくなります。しかし、決済代行サービスを利用すれば、システムが一本化でき管理しやすくなるというわけでです。

2-5.クレジットカードの使用率が高い店舗

クレジットカードは、現金で一括払いができないような高額商品を購入する際に使用するケースが多いでしょう。そのため、単価が高い店舗は決済代行の利用をおすすめします。また、海外旅行者が訪れることが多い飲食店やお土産屋なども、カード決済導入し決済代行を利用すべき店舗です。

決済代行業者を利用すれば、カード決済をスムーズに導入できるんですね。
はい。また、電子決済なども同時にできるようになります。

3.クレジットカード決済代行業者選びのポイント

ここでは、クレジットカード決済代行業者選びのポイントを解説します。

3-1.申し込みに必要な書類を用意しよう

クレジットカード決済代行業者へ依頼する前に、必要な書類を準備してください。具体的な必要書類は業者によって異なりますが、参考として、決済代行ドットコムの申し込みに必要な書類を以下にピックアップしました。

3-1-1.法人契約の場合

  • 登記簿謄本(発行3か月以内、コピー可)
  • 代表者身分証明書(運転免許証など、表裏コピー)
  • 連帯保証人身分証明書(運転免許証など、表裏コピー)
  • 銀行通帳コピー(表紙+中面見開きページ)

3-1-2.個人契約の場合

  • 代表者身分証明書(運転免許証など、表裏コピー)
  • 連帯保証人身分証明書(運転免許証など、表裏コピー)
  • 銀行通帳コピー(表紙+中面見開きページ)

3-2.決済手段が選べるか

希望の決済手段が選べるかも確認が必要です。主な決済手段としては、クレジットカード決済のほかにコンビニ決済・キャリア決済・電子マネーなどがあります。決済手段を豊富に用意している業者ほど実績があるため、どんな決済が選べるかチェックしてください。また、希望の決済手段がすべて導入できるかも要チェックです。

3-3.手数料や導入費用が抑えられるか

決済代行業者を利用すると、毎月一定の手数料を支払う必要があります。初期導入費としては、CAT端末機・カードリーダー・初期費用・カスタマイズ料、月額費用は月次管理料・トランザクション費・決済手数料・取消手数料とさまざまです。初期導入費は1回限りの支払いとなりますが、月額費用は毎月かかるので特に注意しておかなければなりません。なるべく決済手数料の料率が低く、ほかの月額費用がかからない業者を選びましょう。

3-4.WEB決済が可能か

ネットショッピングの利用者が増えている中、WEB決済は大きな売り上げの1つとなります。決済代行会社を利用する際は、WEB決済が可能かチェックすることも大切なポイントです。WEB決済を選択した場合、どのような決済方法があるかもチェックしてください。主な決済方法には、リンク型・ゲートウェイ型・メール決済などがあります。それぞれの特徴を以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

  • リンク型:加盟店のサイト内に決済画面へ移るリンクバナーを張り、決済処理を行う
  • ゲートウェイ型:加盟店側のサーバーと決済代行会社側のサーバーを接続し、決済結果を加盟店のウェブサイトでHTML出力する
  • メール決済:クレジット決済用リンクURLをメールに貼付・送付し、支払いを案内する

3-5.システムの仕組みとセキュリティ

安心して決済代行サービスを利用するためには、仕組みが分かりやすく、セキュリティが徹底している業者を選ぶことが大切です。サーバー環境によっては、決済代行会社のシステムが導入できないケースもあります。まずは、システム導入が可能か確認してください。あわせて、セキュリティがしっかりしているかも必ずチェックしておきたいポイントです。セキュリティ対策を徹底していない決済代行会社を選んでしまうと、顧客の個人情報が漏えいしてしまう恐れがあります。

3-6.新しい決済手段やカードブランドの種類が豊富か

安心して依頼できる決済代行業者は、常に新しい決済手段を模索し提案します。また、契約するカードブランドの種類が充実しているのも大きなポイントです。決済代行ドットコムの場合は、ビジネスチャンスを逃さないスピード導入を心がけており、VISA・MASTER・JCB・AMEX・DINERSとさまざまなカード会社に対応しています。無料相談も受けつけているので、ぜひ1度ご相談ください。

決済代行業者の選ぶポイントは複数あるんですね。
はい。手数料だけで決めないようにしましょう。

4.クレジットカード決済代行に関してよくある質問

クレジットカード決済代行に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.消費者側から見たクレジットカード決済のメリットは?
A.1番のメリットは、現金がなくても後で精算となるため、ほしいときに購入できることです。支払いを先延ばしにできるのは大きなメリットといえるでしょう。また、支払回数を指定すれば、高額商品を購入しても支払いにかかる負担を分散できます。さらに、各カード会社や発行会社がお得なポイントを付与されるのもメリットです。

Q.決済代行会社の役割は?
A.決済に特化した事業なので、多数の銀行やクレジットカード会社などと連携し、取り扱いの決済方法を増やしています。よって、サービスを利用する事業者の支払い窓口が広がり、多くの受注につながっているのです。また、預かった顧客情報や入金情報をしっかりと守ることも、決済代行会社の役割となります。

Q.決済代行会社へ依頼すると、毎月いくらかかるの?
A.契約内容や業者によって異なるため、具体的な費用を問い合わせてみてください。なるべく、決済手数料の料率が低く、ほかの費用がかからない業者を選びましょう。決済代行業者の中には、トランザクション費や取消手数料を高く設定しているところもあるので要注意です。

Q.セキュリティが強い決済代行業者のポイントは?
A.「PCIDSS」への完全準拠が認められた決済システムを導入しているか否かです。PCIDSSとは、国際カードブランド5社が共同で定めたクレジットカード情報保護に関する国際基準で、2018年6月1日に施行された改正割賦販売法により義務化されました。PCIDSS準拠が認められるためには、12の要件に基づき、最大約400の要求事項を満たさなければなりません。そのため、PCIDSS準拠が認められている業者を選ぶ必要があります。

Q.導入までの流れは?
A.大まかな導入までの流れは以下のとおりです。

  1. 問い合わせで業種・希望の決済方法を伝える
  2. 契約書が送られてくるので記入し、審査に入る
  3. 審査に通過したら指定口座へ初期費用を支払う
  4. 導入→利用開始

まとめ

クレジットカード決済代行は、複数のクレジットカード会社と契約を交わし、利用できる状態にしてくれる代行サービスです。自分たちで契約するとなると、1社ずつ契約を交わすための時間や手間がかかり、手数料も多く取られてしまいます。代行サービスを利用することで、最小限の費用に抑えつつ、クレジットカード決済を任せられるので事業に専念できるメリットがあるのです。安心して利用できる決済代行業者を選び、クレジットカード決済を上手に活用しましょう。


クレジットカード決済代行サービス 「決済代行ドットコム」