事業主の方必見! クレジットカード決済の仕組みについて学ぼう!


仮想通貨やネットショッピングの影響もあって、近年、現金決済主義の日本にも徐々に変革が起きてきています。しかし、アメリカなどと比べれば利用率はまだまだ低いため、導入に足踏みしている方も多いでしょう。しかし、ただ使われることが少ないだけで、カードを持っている人自体は非常にたくさんいます。つまり、クレジットカード決済の利用が増えるための下地はすでに整っているということです。今後、クレジットカードの利用率が高まることはあっても低くなることは考えにくいですし、早いうちにクレジットカード決済を導入して他店と差をつけておくことが重要となってくるでしょう。そこで、今回はクレジットカード決済にまつわる基本知識をご紹介します。クレジット代行業者を選ぶ際のポイントなどについても触れていますので、お見逃しなく。

  1. クレジットカード決済について
  2. クレジットカード決済の仕組み
  3. クレジットカード決済の導入について
  4. クレジットカード決済の代行について
  5. クレジットカード決済に関してよくある質問

この記事を読むことで、クレジットカード決済にまつわる基本的な情報を学ぶことができます。これからクレジットカード決済の導入を考えている方は必見の情報ばかりですので、ぜひ最後までお付き合いくださいね!

1.クレジットカード決済について

1-1.クレジットカード決済とは?

クレジットカードとは商店などと提携したカード会社が、会員に発行するカードのことです。現金の代わりにカードを提示するだけで、カード発行会社の加盟店で買い物などができます。このクレジットカードを使った決済が「クレジットカード決済」です。

1-2.歴史

そもそも「クレジットカード」という言葉は、アメリカ合衆国の著作家エドワード・ベラミーが2000年を舞台にしたユートピア小説、『Looking Backward(1887年)』で用いたのが最初とされています。実際にクレジットカードが出現したのは19世紀末のことで、紙製の通信・荷物の料金支払いなどのためのペイメントカードという形で発行されました。また、1910年にはアメリカの石油会社やタクシー会社などで紙製のクレジットカードが使われるようになります。クレジットカードが本格的に普及し始めるのは、1950年に入ってからです。アメリカでプラスチック製のクレジットカードが普及し始め、それを追うようにほかの国へと広がっていきます。日本では1960年ごろからクレジットカードが発行され始めますが、まだまだ一般的には使われていません。日本で本格的に普及し始めたのは1980年代ごろからだといわれています。

1-3.クレジットカードの現状

前述したように日本でクレジットカードが導入されてからもう60年近くが経過しています。しかし、日本でのクレジットカード普及率は、先進諸国に比べると非常に低いのが現状です。しかも、カードを持っていても使わないという方が多いことでも知られています。2014年時点で、日本のクレジットカード利用率(デビットカードも含む)はたったの「15%」ですが、現金利用率は「52%」です。一方、クレジットカード先進国のアメリカでは、カード利用率(デビットカードも含む)が「51.4%」なのに対して、現金利用率は「17.4%」でしかありません。

2.カード決済の仕組み

2-1.どんな仕組み?

  1. 消費者が商品をカードで購入します。この時点で、消費者は実際にはお金を支払いません
  2. カード会社が消費者の購入代金を立て替え払いします。この際に、カード会社は数%の加盟店手数料を差し引くことで利益を得ます
  3. 最後に、カード発行時に消費者が指定した銀行口座から、商品の代金が引き落とされます

2-2.手数料について

加盟店がクレジットカード会社に支払う手数料の相場は、一般的に業種によって異なります。一例ですが、以下のとおりです。

  • 飲食店が5%程度
  • 小売店が4%程度
  • デパートが2%程度
  • コンビニが1%程度

手数料は回収リスクによって定められているため、風俗店などは10%以上の手数料がかかることもあります。

2-3.メリット・デメリット

2-3-1.メリット

お客様のメリットとしては、やはり利便性でしょう。カードを提示するだけで簡単に購入できるうえ、その時点で現金がなくても購入できるので、手元に現金がないときなどには大変役立ちます。店側としては、何より集客力のアップが一番のメリットでしょう。ポイントやマイルをためる目的で積極的にクレジットカードを使う人が増えてますし、現金を必要としないので給料日前などでも来店客数の低下を防ぐことが可能です。また、カード会社の厳しい審査を通過したことの証明となるので、信用度を高めることができる点も大きなメリットといえます。

2-3-2.デメリット

店側のデメリットとしては、手数料を支払う必要がある点が真っ先に挙げられるでしょう。また、複数のカード会社と契約する場合、個別に審査してもらう必要があるため、手間と時間がかかります。

3.カード決済の導入について

3-1.導入方法の流れ

クレジットカードの導入の流れは以下のとおりです。

  1. 加盟を考えているクレジットカード会社に問い合わせる
  2. 加盟を申し込む
  3. 審査が行われる(通常、審査には最低でも2営業日以上はかかるのでご注意ください)
  4. 審査に通った場合、システムの設定を行う
  5. テストを行う
  6. 問題がなければ、サービスが開始される

3-2.必要なものについて

審査の際にはいくつか用意しておくものがあります。個人事業主の場合、住民票・印鑑証明書・口座通帳のコピーが必要です。法人の場合は商業登記簿謄本・印鑑証明書・口座通帳のコピーが必要となります。ただし、カード会社によって多少の違いはあるのでご注意ください。

4.カード決済の代行について

4-1.決済代行とは?

決済代行とは、カード決済を導入している加盟店とクレジットカード会社との間に入り、多種の決済を一括の契約・システムで行うことです。近年、この決済代行業者の利用がスタンダードとなってきています。 

4-2.決済代行のメリット・デメリット

4-2-1.メリット

まずは、導入が簡単になるという点が挙げられるでしょう。代行会社に任せておけば手続きや審査などをしてくれます。特に、複数のカード会社と契約したい場合には特に重宝するでしょう。また、独自に加盟しようとすると難しい小規模なネットショップでも、代行会社を利用すれば時間と労力をかけずに導入までこぎつけることができます。

また、決済代行会社が構築した決済管理システムを利用できるので、各決済手段別の決済データを一元化して表示できて楽なのもメリットの一つです。 売上管理・事務処理の大幅な負担軽減になるでしょう。また、セキュリティーの構築も業者に代行してもらえるため、知識がない方でも問題がありません。

4-2-2.デメリット

デメリットは代行料です。当たり前のことですが、代行してもらう際には代行料がかかります。そのため、代行しない場合に比べて運用費用などが多くなるでしょう。また、お金の流れを第三者に任せることになりますので、適当な業者を選ぶとトラブルに巻き込まれるリスクがあるのも難点です。

4-3.代行業者の選び方

4-3-1.決済管理ツールが使いやすいかどうか

実際にサービスを利用するようになった際、一番影響を受けるのが「決済管理ツールの良し悪し」です。使いやすいツールの目安は「1つの管理ツール画面内ですべての決済の管理ができるかどうか」となります。決済情報の確認だけでなく、変更やキャンセルなど、通常の業務で必要な決済処理もできれば使いやすいツールといえるでしょう。

4-3-2.入金サイクルがどうなっているか

意外と軽視されがちですが、入金サイクルがどうなっているかも重要な要素です。たとえば、同じ月末〆の場合でも、「翌月10日入金」と「翌々月末日入金」では、実際に入金されるまでに約50日も差がでてしまいます。店に余裕がない状態で入金が遅いと、商材の仕入れなどに支障をきたすことがあるでしょう。

4-3-3.料金形態がどうなっているか

決済代行業者の料金形態は、「初期費用・月額基本料が無料の決済代行サービス」と「初期費用・月額基本料が有料の決済代行サービス」の2つがあります。一見、初期費用も月額基本料も無料の方がいいように思えるでしょう。実際、予算がないお店などでは非常に有益です。しかし、有料の場合は商材や売上規模に応じて手数料などが決められるため、長期的に見ると有料の方が安くなります。自社の状況を見極めて選びましょう。

4-3-4.信用できる業者かどうか

決済代行とは、平たくいえば「一時的に売上金を預かってからまとめて入金するサービス」です。そのため、信用できない業者を選んでしまうとトラブルに発展しかねません。口コミサイトなどを利用したり、見積もりを複数から取って比較したりして、信用できる業者を見つけましょう。

4-4.トラブルについて

4-4-1.情報の流出

真っ先に挙げられるトラブルといえば、情報の流出です。クレジットカード情報が流出すれば、大変な信用問題となります。場合によっては倒産に追い込まれてしまうこともあるでしょう。そのため、何よりも気をつけなければいけないトラブルです。

4-4-2.倒産

代行業者が倒産してしまえば、入金されるはずだったお金が戻ってきません。悪質な業者の場合は計画倒産することもありますので、その場合は倒産のあおりを受けてこちら側まで倒産するような自体もありえます。代行業者の経営状態がしっかりしているか、契約前に確認しておくことが大切です。

5.クレジットカード決済に関してよくある質問

5-1.個人の契約でも可能ですか?

業者によって違いますが、多くの場合は可能です。

5-2.対応しているクレジットカードブランドには何がありますか?

業者や契約内容にもよりますが、一般的には以下の5ブランドが基本となります。

  • VISA
  • AMEX
  • MASTER
  • DINERS
  • JCB

ただし、上記の5ブランドのロゴマークが入っていれば、オリコ・DC・UC・NICOS・OMCなどのカードでも利用が可能なことが多いでしょう。

5-3.カードを使ったお客様の明細にはどのような記載がなされますか?

飲食店など、CAT端末を利用している場合は、店舗名がレシートに記載されるが一般的です。カード会社からお客様の元に毎月届く明細書については、代行業者のシステムの認証窓口名称、およびカスタマーセンターの電話番号が記載されます。

5-4.カード払いを行う際、商品やサービスの代金に手数料を加算できますか?

クレジットカード加盟店規約では、カード決済と現金払いは同等の条件であることが義務付けられています。そのため、カード払いを行うお客様に対して、手数料率分を上乗せして請求することはできません。もしも請求を行った場合、加盟店契約が解除される可能性があります。

5-5.外国語サイトでも審査を受けることはできますか?

業者にもよりますが、基本的には日本語だけとしている業者が多いでしょう。ただし、外国語サイトでも、日本語が併記されていれば可能です。

まとめ

今回は、クレジットカードの決済代行サービスの仕組みやメリット・デメリットなどをご紹介しました。決済代行サービスは非常に便利なサービスのため、現在は多くの会社が利用しています。しかし、経理と個人情報という重要な部分を外部に委託することになるため、業者を選ぶ際には十分に注意しなければいけません。適当に選べば、さまざまなトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。今回ご紹介した情報を参考にして、ぜひとも導入を検討してみてくださいね。


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